篠原さんの自作望遠鏡製作紹介


茶色の文字は篠原さんご本人のコメントです。
黒は編集者のものです

画像をクリックすると、大きな画像が表示されます。

トップリング部
「トラスのトップリング側はアルミプレートにアングルを返して、少しだけテンションを与え組 み付けています。方法としては波形ワッシャとテフロンワッシャを使い、適当な堅さ になったところで、袋ナットで調整しています。」

横から見た画像をよく見て頂けますでしょうか?
L型のアングルとプレートの間に白い物がはさんであります。
これが自作テフロンワッシャーで、アングルとステンキャップのボルトの間に入っているのが、波型風ワッシャーのようです。
これらがあるからこそ、ぎくしゃくしないのだと思います。
U型に切ったステンレス(ホームセンターの棚部材)部分を落とし込み、トップリング 上部プレートにあるノブスターで固定するものです。
トラスが一体型になっているので、セットも簡単です。
左はトップリング側の拡大画像です。
せいろのカーブを利用して、けられを回避しているようです。
切り込み部分をトラスのボルトに差し込んで、ねじを締めればできあがりです。
地味な部分ですが、この金具もトップリングのカーブに合わせて、少し削ってあるようです。また、角もサンディングしてあります。
斜鏡セル?がこれまた、おもしろい素材でできています。

これ、キャンプ用カップをカットして作ったそうです。
ステンレス製の結構しっかりしたカップで、何でも想い出もつまっているとか?

調理器具や食器で揃っているのも
うまいものだと思います。

斜鏡 Φ78mm
0.5mmのステンレススパイダー
ボルトの中央を縦に切って差し込んで
作ってあります。

右側の画像は正面から見たところです。
リングの右上から左下に、
うすーいスパイダーが・・・・。
見えるでしょうか?
接眼部分です。
これも、角を削ってありますし、セイロのRに合わせてあります。
右側の画像は接眼部単体部分です。

接眼部
「アルミで下駄を作り、その上にM57mmのねじを取り付けて、市販のヘリコイドで合焦しています。」

収納の際、斜鏡には保護カバーをつけます。 もちろん自家製。こんな感じ。 ストラップをマジックテープ
で、とめて完了。


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他人の自作品紹介
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