概要 | トラス | トップリング | 主鏡セル | ポップアップトラス部カバー | 耳軸・架台 | ファインダー 観望風景 | ポンセット簡易赤道儀 |
「各地の観望会を何度か拝見させていただいて、なんといっても望遠鏡はデッカイほうがいいというのは解かっていましたが、運用する気力が大きな問題となりそうなので、あまり負担にならず気楽に出られるようなものを目標に製作にかかりました。 コンセプトは ★保管時には、できるだけ、小さくコンパクトになり ★軽量で運搬しやすく ★組み立ても簡単で ★再現性も良いもの ★出来るだけベースになる素材の特徴を残しておくこと。 漠然とした目標で、最初、何から手を付けていこうかと思いましたが、寸胴ナベとセイロそれとアルミパイプのトラス部という組み合わせで製作にかかりました。設計図は最初描かず、簡単な光路図のみで、買ってきた部品を眺めて「出たとこ勝負」のようなな感じですが、全体的な組みあがった時のバランスや、加工技術と資金を、考えながら、少しずつ決定した部分から、ぼちぼち始めました。」 |
概要 |
主鏡 口径 :304.5mm 焦点距離 : fl 1270mm F :4.17 重量 : 5.5kg 斜鏡 Φ78mm * 主斜鏡ともディスカバリー社製 |
ご本人曰く 「10年ほど前(1990年)に20cmのコンパクトドブを製作して使っていますが、やっぱり望遠鏡はデカい方がいいと思い、望遠鏡ショップを物色していたところ、12インチF=4.1の鏡があり、迷わず購入しました。 大型ドブの流行る昨今に於いては、30cm強は小型〜中型の方になると思いますが、室内で保管するので、部屋のドアを難なく通る必要があり、これが妥当な大きさと考えました。また、市販の赤動儀にも載せられる大きさなので、その日の気分で使える様にすることとしました。 今後、冷やかし程度に、写真も撮れるぐらいに強度も上げて行きたいと思っています。 鏡筒部全重量は、約16kgぐらいです。」 |
上の画像はドブ仕様の場合。 良い画像がありませんので、そのうち差し替えます。 架台はその後色付けや、工夫がなされました。 |
赤道儀仕様の場合。 惑星観望も楽しめます。 タカハシJP赤道儀に乗せた所です。 |
その後ポンセット簡易赤道儀も自作され、この画像は、簡易赤道儀の上に乗せた状態です。30分や1時間は、ほっておけます。 楽チン楽チン。 |
1.お鍋の主鏡の上に「落し蓋(主鏡カバー)」をして | 2.せいろのトップリングを入れ | 3.トラスカバーを入れ | 4.耳軸を入れて | ふたをしておしまい | または、耳軸を架台につけて鍋にアクセサリーを入れておしまい |
Mystar PROFESSIONAL COOKWARE 36cm 35g と彫ってあります。 |
余談1: お鍋のブランドが 「Mystar」というのは偶然だったのか、それともこのロゴが気に入ってこのお鍋にしたのでしょうか? |
PRO USE MY FAVORITE COOKWARE と書いてあるシール。 |
余談2: トップリングがセイロというのも、お鍋とそろっていておもしろいですよね。 トップリングに鏡室(寸胴鍋)のふたがのせられます♪ ふたの溝の部分に丁度セイロがはまるのです。偶然らしいです。 「お鍋のふたじゃ、ちょっとでかいか?」 「雪の時なんか、ちょうど、ええやん!」 |
トラス部 8本のアルミパイプが一体になってます。 |
トラスと鏡室の結合部 パカっとはめて、ボルトでしめる。 |
トップリング部 セイロでできています。 0.5mmのスパイダーに、マグカップ?の斜鏡セル。 |
主鏡セル部 9点支持です。 |
ポップアップトラス部カバー 収納する際は、ぺちゃんこで、使うときは、ワンタッチで、ポップアップします。 トラスの内側で遮光するカバーです。 |
耳軸と架台部分 セイロを利用した耳軸と おりたたみ式の架台です。 右画像→その後かどを削り、塗装し、耳軸をつけられるようにして、取っ手をつけ、持ち運び易くしました。 |
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ファインダーや観望風景 ファインダーも自作品です。 |
概要 | トラス | トップリング | 主鏡セル | ポップアップトラス部カバー | 耳軸・架台 | ファインダー 観望風景 | ポンセット簡易赤道儀 |