エジプト皆既日食 page3 半分失敗の望遠鏡画像なり  BACK  NEXT

ここのページでは、失敗の残りのミニボーグ画像をアップします。

爆笑ネタその2 第二接触編

皆既に入る直前には、ご存知、第二接触のダイヤモンドリングがあります。
インターネットのどこかのサイトで、眼が馴れない上、真上を向くので、カメラの設定表示やモニターが大変見難い・・・とあったので、自分は無理してモニターを見ずに、
ダイヤモンドリングを肉眼で楽しみながら、リモコンで写真は撮っておこっと・・・。などと、初心者の癖に思い上がった考えでおりました。
カメラの露出を、3段階自動切り替えしながら、連写の設定にしておき、
リモコンで気持ちよ〜く、連写して行きました。3回連写して露出を上げ、又3連写。(操作は眼をつぶってもできるように、盲パイ練習しまひた。)これを適当に繰り返して、ふと、カメラを見てみると、レンズの先に、なんと減光フィルターがついているではありませんか!! 
ぅぁああああ!!やってしまったーー。(大爆!)
その代わり、肉眼で十分堪能できました。はあ。
(まあ、第三接触のダイヤモンドリングは撮れたし、これで次回への目標もできたし、それに、話のネタにもなるしぃ・・・・ドンマイ・ドンマイ! それにしても、今でも、思い出すたびに、笑えてたまりません。)



機材:ミニボーグ50mm f=250mm + ニコン2倍コンバージョンレンズ + ニコンD70
35mm フィルムに換算すると、画角は750mm〜800mm相当ですが、ダイヤモンドリングの画像は切り取ってあります。


お待たせしました。(誰も待ってない?)
↓下記のような露出の異なる画像を4枚コンポジットしてみました。
まだ、重ねた境界線がはっきりわかってしまいますが、ここまででも、えらく大変でした。これが私の力量としては、精一杯かと思います。
ネットで紹介されていた処理方法です。回転アンシャープマスクがきついでしょうか?うそっぽい?うーむ。難しいですねえ。
日食をご覧になった方の率直なご意見を伺ってみたいです。
左の画像の月以外の部分をぼかしてみました。
これぐらいが自然な風合いでしょうか?

それにしても、幅広く感知できる、人の眼はすばらしいものです。

画像処理なしで、とりあえず、載せておきます。

コロナ3ショットです。
1.露出を抑えたもの。左上にプロミネンスも見えます。
露出時間 = 1 / 100(秒)
2006:03:29 12:39:46
2.露出中間のもの。

露出時間 = 1 / 13(秒)
E2006:03:29 12:40:19
3.露出の長いもの。
月(太陽)のリム付近が、白とびしていますが、外部コロナが写っています。
露出時間 = 1 / 2(秒)
2006:03:29 12:41:50

地球照の取り込み画像を重ねたものと、コロナ画像の重ねたもののコンポジット


さて、第三接触こそはと撮ったのですが、ゴーストが写ったり、なーんかピントずれてる?みたいで、ピシッと決まってません。フローライトのような高質なレンズのわけでなくても、やはり皆既中に温度が下がって、ピントがずれるんでしょうかねえ
第三接触
ダイヤモンドリングです。
ちょっと、出すぎ(ダイヤモンドが大きすぎ)でしょうか?
これ以上大きな画像はお見せできない程の、拙い画像です。(こうして、小さくしてみたら、そうでもない??)
第三接触。ダイヤモンドリング
左と同じ、第三接触のダイヤモンドリングです。
左のがちょっと、出すぎのようなので、もう少し前のにしてみました。
コロナが広がっていて、リングに見えなかったので、コロナを抑えたのですが、なかなか大変です。 


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