オーストラリア観望旅行
その6

★ 明日はない?
毎日、日の出を見てからの朝帰りで、ゆっくり朝食を取り、それから就寝の生活だが、そう簡単には眠れない。第一、お風呂に入ると目が冴えてたまらないし、髪の毛も乾かさないといけない。
出かける前にシャンプーだと、乾かしたつもりでも、外に出た時、冷たくてたまらない。
旅行4日目。 出発の前々日ぐらいから、まともに寝ていない。体がだるい。
もちろん、夜は興奮して、眠ってはいられない。曇りになれば、否応なしに休憩になるが、昼間の天気は今イチでも、夜になると快晴だった。
「あし〜たが、あ〜ぁ♪る〜さ〜♪・・・」などと歌うと、脇から「いや、明日は無い!」ときっぱりと、トラさんに否定される。
「明日はない!」 この言葉はどうもトラさんのモットーのようだ。
さすが、世界中のどこでもいつでも仕事をこなす多忙なビジネスマンだ。
明日がないと言われると、確かに、もうひと踏んばりできるものだ。
こうして毎日「明日はない」と言われて、踏ん張り続けたのだが、毎晩快晴で、嬉しい誤算・・・というか、体力的には、厳しい修行となったのだった。ただ、確かに天気は徐々に落ちていった。晴れない夜は無かったが、快晴度は少しずつ下がっていたのは事実だ。

そして、旅行8日め。 遂に、本当に「明日はない」の最終日になってしまった。
450km?ほど離れたシドニーを翌朝出発するのというのに、その前に観望しようというのが凄い。
帰り支度をして、バスに乗り、クラブハウスで夕食を食べ、掃除をして、さあ、あとは、最後の観望だー。

素晴らしい空。素晴らしい友。 本当にありがとう!!! 


高価な機材以外は、クラブ倉庫?に置かせて頂いていた。 ライトブリッジ ニンジャと観望椅子。 倉庫から台車に乗せてゴロゴロと運ぶ。 1〜2回で、全機材を運ぶ事ができる。


夕方定期便がやってくる。 すぐ目の前まで来る。 夕陽に消えていく。さようならー。


周囲の草原 フェンスの向こうに滑走路? のんびりムード。


お借りした休憩所。 あ、ちょっとケツれい? 時には一服。皆で歓談。


お世話になったホテルオーナーのバス。 路線バスみたい。SYDNEY行きだー。 バスの鼻にはA国の地図。 バックシャンがたまらない。


クーナバラブランから約30km離れた所にある、サイディングスプリング天文台。10X42の双眼鏡でも良く見えた。コンパクトデジカメでも、ズームにするとモニターで見える。 天文の町らしく、入口にはこんなものが・・・。 クーナバラブランの看板。 秋らしい金色の草原


おもしろい鳴き方の鳥。 これも、よく見かけた。鳩のようだが、鳴き声が全然違う。 草原にはカンガルーが、ぴょんぴょんしていた。


最後の日の夕方。観望場所で虹が見えた。 虹は二重で、夕景に混じっていった。 シドニー空港でも虹に出会った。
さよなら。そして、ありがとう。オーストラリア!


ご一緒させて頂いた皆さんには、大変お世話になりました。
感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございました。

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その1 出発前
その2 道中から現地
その3 天の川他
その4 ηカリーナ星、グリーンフラッシュ他
その5 黄道光、二重星、他 南天名所 
その6 お別れ、スナップショット 
その7 失敗だらけの画像 (いつになるか未定)


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