だれでも簡単にできる・・ 日食の楽しみ方いろいろ
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ここでは、ちょっと教育的(風?)に、ピンホールの光(と影)で見る、日食を追ってみましょう。 {厚紙に竹串やコンパス、千枚通しで穴をあけて、影を見る}というものです。 ピンホールを通過して、映しだされた太陽の形を見る事で、部分日食の進行がわかります。 今回(2006年エジプト日食で)は、カメラ三脚に、ピンホールの紙を貼り付けて、観察してみました。 |
以下は、2006年のエジプト日食の際、実際に、上記のピンホール星型の影を観察したものです。 | ||
11時8分 日食開始前 本来丸いはずですが、紙が太陽光線に対してちょっと斜めなので、ややひずんで見えるのでしょう。穴もいい加減ですからねえ。 日食とは無関係ですが、太陽の動きと共に日差しが変わり、影のでき方が変化するのもわかります。三脚の足と紙の角の影が、直角に近いです。 (黄色い線を引いた部分) 紙もほぼ四角に近いです。 |
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11時44分 皆既前54分? 欠けて来ました。ビデオで欠けて来たのは右下からですが、どーしてここでは左下からかというと、・・・ややこしく?なるので欄外をご覧下さい。 紙全体の方は、ちょっと、角度がついてきたのが、おわかりでしょうか? |
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12時01分 皆既前37分 半月風になって来ました。 影全体が、少し斜めに伸びてきましたね。 |
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12時23分 皆既食15分前 三日月よりやや太めです。 どうも、カメラのピントが 合っていないようです。 |
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ここで、皆既日食になります。皆既中の画像はありません。 コロナは淡いし、皆既の時に、ピンホールが見えるか確かめる程のピンホールマニアではありません。(笑) |
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12時49分 皆既食終了7分後? (データが間違っているのかもしれません。 皆既が終わって間もないように見えませんね。) 今までと反対側が欠けていますね。 太陽の動きは同じなので、影全体は、今までと同じ方向にのびています。 |
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13時19分 皆既終了後37分 半月状になっています。 影全体が、紙に入りきれなくなってしまいました。 ピンホールの影が紙の上に乗るように、紙をちょっと動かしました。 |
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13時38分 皆既終了後約1時間 かなり丸くなってきました。もうじき日食の終了です。 影全体は、紙から完全にはみでてしまいました。 写真も撮りにくかったので、画像を回転しての掲載です。(三脚の足と影の角度は、画像を回転させても、変わりません) |
右下から欠けている筈の太陽がどうして、ここでは左下から、欠けているのかと言うと、 1.実際 右下→左上(時計で言って、4時→中心→10時としましょう)に月が抜ける 2.ピンホールでレンズと同じように、倒立像になるので、左上→右下(10時→4時)の移動するように像ができる。 3.これを影でみると右上→左下(2時→8時)に移動するように、影ができる。 4.これを撮影する際、太陽側からでは自分の陰が邪魔になるので、影の頭の方が足元になるように撮影するので、上下さかさまになって、左下→右上(8時→2時)に欠けていくように、写真では撮れた という事だと思います。なんか、こんがらがって、パズルのようで、間違っているかもしれません。 それに、正確に同じ角度で撮影しているわけでないこと、また、太陽自身が動いている事から、誤差もかなりある訳です。どうかご理解をお願い致します。 |
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