シリウス伴星 おまけで、こんな事をしてみました。
ゴーストはわかっているけど、傷口に塩を塗る思いで、このページを載せておきます。わっはっは

もっと追求してみた所、数字的には偶然合致?おまけのおまけをどうぞ。 (2005年3月20日更新) 
前のページでも撤回しましたように、このページも偶然だったとわかっています。はい。きっぱり。これはゴーストです!
ただ、こんなまぎらわしい偶然があるんですねえ。(3月17日)
(3月14日ごろの心境)
とても正直なところ、私のようなド素人に、シリウス伴星が撮像できるだろうか?これ、本当にシリウスBだろうか?と、とても、不安なのです。撮影前は、そもそもシリウスBの位置角も離角も全然知らなかったし、とにかく撮れればいいと思っていました。
春先はシーイングの良い日が時々あり、(加えて大阪は大気汚染なのか、どうも空がどんよりとしていて、ある意味惑星や二重星には向いていると言えるかもしれません。)暇があれば、シリウスを見るようにしました。撮像できた前日もチラッと見えたのですが、すぐ見えなくなってしまって、2時間以上見続けましたが、だめでした。ちなみに撮影もしてみましたが、やはりだめでした。翌日はシーイングが良かったので、望遠鏡を向けて、じっと見つめると、じきに見えて来ました。”あるある。間違いない”
しばらく見て、証拠写真の撮影に取り掛かりました。前のページでもコメントしたように、何枚撮ってもうまく行きませんでした。一眼レフデジカメのお陰で確認はすぐできます。撮っては確認、また撮っては確認の作業を40回以上繰り返して、ようやくゲット!ちょっとドキドキしました。(実は笑いが止まらないって言うか、顔が自然ににやけてしまう状態でした。爆)
で、ついでに木星の撮影もしてみました。シリウスで神経使い果たしてしまって、かなりいい加減に撮ったので、こんな程度なのですが、まあ、いいわあと思いました。(そのあと、気を取り直して、web cameraでも撮ったのですが・・)
翌日、シリウスを見ながら、とても不安になりました。第一きれいに撮れすぎい!自分でも信じられない!撮影した時は、眼視の残像もはっきりしていて、間違いないと確信していたのに・・・・。HPに出して、大恥かいたり、専門家からクレームが来たりするかもしれないとも思いました。ネットで、同じような画像を探しましたが、見当たらず、いよいよ不安になりました。「やっぱ何か別物?」・・・不安不安・・・
シリウスBの現在のデータも探しましたが、「今日のシリウス・・」なんて、あるわけないし・・・。とりあえず天文年鑑で確認しましたが、恥ずかしながら、位置角はどこが原点で、どちら廻りなのかも知らないし、角距離とて、私の画像がその数字に近いかどうかもよくわかりませんでした。(一昨年から見ていますが、年々見やすくなっているなあとは思っていましたが・・・)
で、友人(二重星に詳しい訳ではないけれど、天文には詳しい)に電話したら、木星と比べたら良いと言われて、「そうだそうだ!何で気がつかなかったんだ!最高のメジャーだ」と思いながら、受話器を持ったまま、こわごわ画像を測ってみると、ほぼ数値と一致!
やったーー!

で、下記がその実際の比較となる訳です。ハイ。

先に言い訳をさせて頂きますが、全てがきっちりと正確という訳には行きません。特に、木星の端などは、はっきりせず、ちょっと切り取りすぎたようにも思います。ま、当たらずとも、遠からずという事で、どうか、ご容赦を・・・・。(趣味の世界なのですし・・・・)

ゴースト画像 A
切り取って一辺が、離角となるように、シリウスBを真横に向けて、シリウスAに中心点を入れる。.
これ、前のページと同じ画像に見えないでしょうけど、同じ画像を拡大して回転した画像です。
ウェブに載せるのに、どちらも画質を下げてあります。
画像 B
中心点同士を結んだ線で画像を切り取る。.
画像 C
画像Bを木星に並べてみる。

木星視野角 : 42.9秒角
2005/3/6/ 22:42

シリウスABの離角 : 6.83 秒
2005/3/6 (2005.18 年)

ご覧のように、約6倍ぐらい?(ちょっと無理があるかなぁ。(爆)

(両者は同じ機材・システムにて、撮影されており、画像サイズ等も同条件となっています。
木星は相当いい加減に撮ったので、マジ、載せるのも恥ずかすい。(笑)

もっと追求してみた (Japanese)
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シリウスBの最初のページ (Japanese)
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