シリウス 更に追跡調査 (おまけのおまけ)ゴーストとわかっても、なお悪あがき。素人計算でごめんなさい!汗。

今回のシリウスを撮影した際の画角はどれぐらいだろうかと、赤道儀を止めて、チェックをしてみました。(同じ組み合わせで使う場合、今後に大いに役立ちます。)
普通対角で表したりしますが、ここでは、横幅がわかれば良いので、横幅のチェックです。
又、赤緯0度付近の恒星でチェックするべきなのでしょうが、カメラファインダーの中では、入った瞬間や出た瞬間を捉えるのは、ちょと難しいので、(運動神経の問題もあり)手ごろな所で木星としました。赤緯も-4°55'で誤差も小さいでしょう。
又、木星の公転周期は約12年なので、1年で30度ほど東方向に移動。
一日では 30°*60/365=4.9315分
32秒だと、295.89"/86400*32=0.1095"角
の移動で、10センチ望遠鏡の最高の分解能の10分の一足らず。まあ考慮の必要は無いでしょう。   
更に更に、下像のように、やや斜めになってしまっても、木星ならはっきりわかり、計算しやすいでしょう。(おいをい!)

まず、やや斜めになってしまった分を補正
cos6=0.99452
一秒減らすほどの差ではないが、まあ、補正らしいものを入れれば、格好がつくから、32秒を31秒としてみました。(計算の必要ないじゃん!)

一日=23時間56分4秒=86164秒
360度=1296000秒角、廻る(赤緯0°)
1秒間に 1296000/86164=15.041084秒角
31秒間で横切ったとして、
15.041084秒角*31″= 466.2736 秒角
画像サイズ横: 3008pixels 466.2736秒角
シリウス〜B :  44pixels    6.8204秒角

なんと、 約6.82秒角 実際の6.83秒角に極めて近い数字なります。こんな偶然ってあるんですねえ。
中心がわかりにくいから、もうちょっと長いとしても、50pixels でも7.75049秒角 (ちょっと遠いか)
  31" 44pix 32" 44pix 32" 50pix 単位  
           
横断速度  角距離/秒 15.041084 15.041084 15.041084 "arc/s,  
横断時間 31 32 32 "  
画角横幅(横断距離 ピクセル) 3008 3008 3008 pixels  
画角横幅(横断距離 秒角) 466.2736 481.3146 481.3146 "arc,  
画像シリウス離角 (ピクセル) 44 44 50 pixels  
画像シリウス離角 (秒角) 6.8204 7.0405 8.0005 "arc,
      やや遠すぎ    
ちなみに           
木星視直径 (ピクセル) 277 268 268 pixels  
木星視直径 (秒角) 43 43 43 "arc ステラナビ同時刻参照
画像木星視直径(ピクセル) 271 271 260 pixels  
画像木星視直径(秒角) 42.0 43.4 41.6 "arc  
      小さすぎ    
           
ピクセル当たりの距離 0.1550 0.1600 0.1600 "arc/pixels,  
1秒角当たりの画素数 6.4511 6.2496 6.2496 pixels/"arc  

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