まるでシリウス伴星みたいなものが撮れたと思ったんですけどぉ・・やっぱ絶対違う!  
違うことは、わかっているんですけど、一喜一憂したてんまつを、公開しないでいられましぇん。爆!
このページは、よっぽど消そうかって、何度も思って来たのですが、もはや自虐ネタです。
下から順に日記更新です。
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3月20日
更なる追跡でおまけを追加しました。距離的には偶然合うようです。(だからぁ、違うって!)
3月17日
やはり、違う!ありえない!と本人思っています。たまたま写りこんだ偶然のいたずら(ゴースト)なんですが。
って、完全にトーンダウン!みなさん、ごめんなさい。これからシリウスBはずんずん主星から離れていくので、世間でも、本当に、間違いないシリウスBが撮影されると思いますが、その時になって、これは違ってると言われないためにも、今のうちに撤回しておきます。
でもこれからも、シリウスを追い続けて、今度こそは絶対に自信のあるシリウス伴星をお見せしたいと思います。
3月14日
このHPをご覧の皆さんは、あれれ?とお思いでしょうが、いよいよ自信がなくなって来ました。やっぱ違うような・・・・
第一・明るすぎ。伴星は8.4等。この機材組み合わせで、この露出だと、もっと暗い筈。確かにシリウスは飽和しちゃってますが、それでも伴星はもっと暗い筈。
第二・赤すぎ。白色矮星だし、もっと青白いはず。もちろん高度低いという理由付けがちょっとはできるかもしれないけれど。それに、これを書くと最初から言えって言われそうで書けませんでしたが、青ハロをすこーし引いてあります。(でも元画像から赤みがかっています。)
第三・まだちょっと離れすぎ。木星との比較で、木星をシャープにすると、5%ほど、ちっちゃくなって、計算が誤差範囲内に収まらない。
第四・撮影技量が低すぎ。

微妙に動く乙女心?をお許し下さい・・・・・。
2005年3月8日 シリウスB か?!って歓喜!(爆!)
シリウスと言えば、全天一明るい恒星で、その伴星・シリウスBは最初に発見された白色矮星として有名ですが、光度差が大きいので、大口径でないと見えない難物とされています。実際、主星シリウスAは-1.46等、Bは8.4等で、誠文堂の天文年鑑でも必要な口径は25cmとなっています。
・・・が、僭越ながら、私は8〜11cmの中(あるいは小?)口径(いずれも屈折鏡)でも、見たことがあります。(それも何度か。)一緒に見た人達も居ます。・・・というか、シーイングさえ良ければ、意外に簡単に見えるもののように思えています。公転周期が50年なので、確かに、以前はもっと角距離も小さく、相当な難物だったに違いありません。が、2005年(5月)で、その距離は6.97秒もあるのです。

星仲間に言っても、その場に居た人以外は、信じてもらえない状況なので、撮影したら、わかってもらえるだろうと思いました。ところが、眼視でははっきりとわかるのに、撮影すると、光芒に隠れてしまったり、シンチレーションの影響をまともに受けたり、露出が短いと伴星が消えてしまったりして、ちっともうまく撮れず、何枚も、露出時間を変えて、撮れたか!と思ったのが、これ。でも、これが本当に伴星なのか、自信がなし。撮った時には、これだーっと思わず喜んだのに、日がたつにつれ、ド素人の私に撮れる物ではない・・・なんて思い始めました。

なお、とても大切な事を書き忘れていました。今回の撮影機材である、Pentax 105SDHF は、友人がずっと貸し出して下さっている望遠鏡です。彼の御宅の方に足を向けては寝られません。伊藤様、いつもありがとうございます。ここで深く感謝を述べさせて頂きます。

シリウスの右上に見えているのがシリウスB・・かと思ってしまったにくいヤツです。
(そもそも、明るすぎる!こんなに明るいわけがない!!)
ゴーストの写真で、偉そうにデータを入れて話す!

データ: 
撮影日時:2005/3/06  22:27:54
機材:Pentax 105SDHF
    + Pentax XP3.8mm アイピース
    + ニコンD70カメラ
(望遠鏡焦点距離 = 700mm)
(合成焦点距離 = 9302 mm・・・かな?)

露出時間 = 1 / 1.3(秒)
撮影場所:自宅ベランダ
赤道儀:タカハシEM200
(拡大撮影なので、倒立像で、下が北(ほぼ)という事になる筈です。)



ちなみに、シリウスBは、シリウスAの軌道がふらつくことから暗い伴星を持つと19世紀に言われ、1925年に実際に発見された白色矮星です。(すみません。Webで調べた結果、「1862年Alvan Clark氏が当時世界最高の望遠鏡のテストにおいて確認した。」との事です。:アストロアーツ天文ニュースより)

二重星マニアの友人から、更に詳しいデータを頂きました。
おおいぬ座α星シリウス  AGC-1  等級 -1.46/08.49
ADS番号 05423  α(赤経)= 06h45.1m δ(赤緯)= -16.43  CMa(おおいぬ座)
2005.18年時点で、位置角 110.16° 角距離 6.83″周期 50.09年
(数字ばかり並んでいるんで、わかる所だけ、適当に訳して?載せておきます。あとは、よくわからん!)


シリウスB おまけのページ(木星との比較)

シリウスB おまけのおまけのページ(画角で検証)

Sirius-B (English)

友人に感謝です。→友人のHP

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