沼尻休憩所を通りかかると、先に着いていた夫が手招きしている。
「お蕎麦屋さんの方が先じゃないの?」と蕎麦屋の方を指差すと、バッテンのサインが戻って来た。
蕎麦屋は今年は営業していないとのことで、沼尻休憩所はその分混んでいた。
焼きおにぎりといなり寿司を注文して、青空の広がった沼尻で暫く休んでいった。
昼食後、閉まっている沼尻蕎麦屋さんの前を通り過ぎ、白砂峠へと進んだ。
今年はこの道を通る楽しみが一つ減ってしまって、とても残念である。

白砂田代には思いのほかワタスゲが少なかった。奥の方にちょっとした群落があるくらいだった。

湿原の性質が違うのかな?それとも、ここだけ霜が降りてワタスゲが全滅したとか…?わからない、何でだろう?
段小屋坂の途中には、所々で岩清水が流れ落ちている箇所がある。
5月ほど水量は多くないが、尾瀬は水が豊かだな…と思った。

段小屋坂はぬかるんだところの多い山道だが、一部に新しく木道ができていて歩きやすくなっていた。
まだ工事の途中という箇所もあったが、ここの工事は大変そうだ。わざわざ木道を敷くのは、中高年のハイカーが増えたためだろうか?
〜2003年7月5日-6日:沼山峠から尾瀬沼&三条ノ滝へ〜8       
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