見晴しに着いた。
弥四郎清水の裏側にある木(マユミだったと思う…)の下にはいろんな花が咲く。
6月初めにエゾエンゴサクを撮影したのもここだった。
今日は可愛らしいタチカメバソウが咲いていた。
毎年、桧枝岐小屋の前に咲くオオタカネバラは見頃を少し過ぎたところだった。
そばを通ると、とてもいい香りがした。
9日ぶりの至仏山とのご対面だ。
尾瀬ヶ原は予想に反してまだワタスゲの白が目立っていた。
しかし、近づいてみると穂が小さくなっていて、大江湿原のワタスゲよりひ弱に見えた。

それに比べ、咲き始めたニッコウキスゲたちは、まだ数は少ないものの「もうすぐ私たちの季節よ」と言っているように若々しく見えた。
見晴しから元湯山荘に行く途中、ニッコウキスゲがたくさん咲いている場所があった。

黄色の群落は、白の群落より強いな…と思う。
だから、ワタスゲに惹かれるのだろうか…。
〜2003年7月5日-6日:沼山峠から尾瀬沼&三条ノ滝へ〜9       
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