夜中の12時頃、窓を開けてみたら、満天の星空だった。雨に洗われたせいか、星が大きくキラキラ輝いて見えた。 でも、翌朝起きてみるとまた雲が広がっていた。 朝焼けはなく、霧が少し出ていて、木道にじっと佇んでいると肌寒く感じた。 朝7時、尾瀬小屋を出発して赤田代に向かった。 途中の湿原には、水芭蕉とリュウキンカがたくさん咲いていた。 |
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左前方には、残雪の景鶴山が見えている。 上空には雲が多いが、山頂ははっきり見えていて、雲の切れ間から時々光が差し始めていた。 |
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元湯山荘に荷物を預け、トガクシショウマを見に行った。 段吉新道方面に歩き出すと、まだ木道上に雪が残っていた。 去年の5月下旬にここに来たとき、ツバメオモトも咲いていたので探してみたが、今年は見つからなかった。 |
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コミヤマカタバミは朝寝坊なので、まだ睡眠中だった。 …Zzz…。 カタバミのずっと上には、タムシバが咲いていた。 |
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エンレイソウはあちこちで見られた。 たまに白花のミヤマエンレイソウもあったが、普通のエンレイソウが圧倒的に多かった。 段吉新道沿いにはツクバネソウもたくさん咲いていて、まだつぼみだったけど、可愛らしい羽根つきの姿を想像できた。 |