〜2003年6月1日-2日:鳩待峠から尾瀬ヶ原へ〜3
枯草色の湿原にはワタスゲとショウジョウバカマが咲いていた。
この季節、地味なワタスゲには気の毒だけど、ショウジョウバカマの愛らしい色はとても目を引いた。
大雨で水量が増えた湿原には、ミツガシワも咲き始めていた。
一週間後には、もっとたくさん咲くのでしょうね…。
水かさが増し、あちこちで見られた水中花。
「水芭蕉がお風呂に入ってる〜!」と、姪は大喜びだった。
竜宮のリュウキンカの大群落、今年はもう遅いかな…と思っていたが、間に合った。
黄色い花の絨毯に、他のハイカーたちも歓声をあげていた。春らしい色…。
六兵衛堀に着くと、姪が楽しみにしていたザゼンソウがたくさん咲いていた。
木道のすぐそばで、木道の方を向いて咲いていて、とても見やすかった。

この日、雨は夕方まで降り続いた。
雲の流れが速く、時々青空が見えたりしたが、夕焼けを見ることはできなかった。
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