〜2003年6月1日-2日:鳩待峠から尾瀬ヶ原へ〜2
もうすぐ山の鼻に着くという時、またまた思いがけない花に出逢った。
サンカヨウ、なんとも魅力的な花である。
雨に濡れて、白い花びらが透けて見えていた。

切り株を丁寧に見ながら歩いていたら、今回の尾瀬行きを決めた時、もしかしたら逢えるかも…と楽しみにしていたウスバサイシンに逢うことができた。
(ハート型の葉の下に小さな花があるの、わかりますか?)
至仏山荘で暫く休憩していくことにした。
鳩待峠を下る時一時止んでいた雨が再び降り始めていた。

研究見本園へ行ってみると、入口付近の木道のすぐそばで、ミネザクラが雨に濡れていた。
見本園の水芭蕉は花盛りだった。
雨のせいか、ブツエンホウがいっそう白く見えて綺麗だった。
小雨降る中、いよいよ尾瀬ヶ原へ向けて出発した。
拠水林を過ぎると、尾瀬ヶ原にやって来た〜という気持ちになる。

最初のベンチで休憩し、後ろを振り返ると、残雪の至仏山の山肌を新緑が飾っていた。
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