いちごのコンフィチュール(confiture)(要はジャム)
保存容器 | |
![]() |
まず、保存用容器の用意です。市販のジャムのビンを利用する場合、きれいに洗い、ラベルをはがし、のり(接着剤)を取ります。この作業が意外に面倒なので、私はエノキダケや海苔の佃煮のビンを活用したりします。ラベルがビニール?なので、はさみだけで、つるっとはがせます。 |
ていねいに洗ったビンとふたを、煮沸します。ビンが完全に沈むぐらいの深いおなべ(スパゲッティーをゆでるような鍋)に水とビンを入れ、火にかけ、沸騰してから最低15分は煮沸します。 | |
ビンを割らないように、また、自分がやけどをしないように、火を止めて少し経ってから、トングのようなはさむ道具で、一つずつざるに移します。中にお湯(水)が残らないように、完全に乾かしましょう。 |
お砂糖を使わないコンフィチュールの作り方
いちごジャム(コンフィチュール) レシピー | ||
![]() |
材料 ・ いちご700g ・ はちみつ150g(甘いのが良ければ500gぐらいまで入れてもいいが、ものすごく蜂蜜の味が濃くなります。) ・ レモン汁 1個分 (お砂糖を使う場合500gに対して500g〜400g(80%以上)ぐらいが市販品の甘さのようで、日持ちします。300g(60%)でちょっと控えめ、250g(50%)で控えめ、200g(40%)でかなり控えめ(低糖ぐらいか?)、100g(20%)ですごく控えめ(微糖ぐらいかな?)、0gで無糖。 完全無糖でもいちごの甘さだけで、食べられます。 |
|
![]() |
ここには約700g(市販のいちごパックで2パック分)あります。 いちごは水に濡れると白くふやけたような感じになるので(時にジャムが透明にならない)、洗った直後に、丁寧に水分を拭き取ります。洗ってからへたを取った方が風味を損なわないのですが、面倒であれば、へたを取ってから洗っても、まあいいでしょう。 |
|
![]() |
おなべはホウロウがお薦めです。アルミ鍋は絶対×。 大きさは、沸騰してもふきこぼれないように、ある程度の余裕が必要です。 鍋にいちごを入れ、はちみつをかけます。どのいちごにもハチミツがかかるようにしましょう。お砂糖を使う場合、グラニュー糖などで、いちごにからめるように、まぶします。 (お砂糖を使わないレシピーのはずなのに、間違えてひと降りしてしまいました。すんません。) レモン汁をふりかけます。 ふたをして、そのまま半日ほど置きます。 |
|
![]() |
半日置くと、いちごから汁が出てきて、浮かぶほどになります。 いちご自身もふよふよで、少し透明感が出ます。 お鍋ごと火にかけます。中火でいいですが、沸騰するとふきこぼれそうになります。吹きこぼれないように、サラダ油を鍋の淵に塗っておく方法がありますが、私は、やっていません。 あくのような泡が沢山出てきます。これらを丹念に取りますが、捨てないで、器に貯めて行くと、本当の灰汁だけが、上に残り、下の部分にいちごソースのような物が溜まります。上の灰汁だけを捨て、ソースは他の物に使えます。 |
|
![]() |
ジャムというと長時間とろ火で煮るように思いますが、どうも、これだと飴のようになってしまうようです。中火で20分程度で煮あげた方が色もあざやかだと思います。 こげつかないように、木ベラでかきまぜながら、煮ます。私はイチゴの本体が残っているのが好きなので、つぶさないように混ぜますが、つぶれたものが好きな人は、混ぜながらつぶします。 煮すぎると、冷めた時固くなるので、ジャムの感覚よりもさらっとしている状態で、火を止めます。 |
|
![]() |
![]() |
煮沸消毒した保存ビンに入れます。保存をよくするには、ビンのふたぎりぎりまで、入れるのが理想です。(画像は両方とも少なすぎ!)また、ビンに入れてから、泡を丹念に取り除きましょう。(これまた、画像では、上にまだ泡が・・・) 色鮮やかで、おいしそうでしょう! |
キウイのジャム・チェリーのジャム・他はFOODのページに戻って下さい。
アストロケイ HPのTOP