小麦粉を使わないケーキの作り方
(小麦粉アレルギーの子供達におすすめ)

小麦粉のアレルギーで苦しむ子供達にとって、ケーキやクッキーは禁物の食べ物です。お菓子売り場の多くが食べられないだけでなく、たこ焼き、お好み焼き、ピザ、うどんなど、小麦粉を含むものはどれも食べられません。給食も食べられない場合が多くあるのです。
そんな子ども達におすすめなのが、お米の粉です。左の画像が、お菓子専用粉米の粉です。私はこの会社の回し者ではありませんが、たまたま安売りしていたので、買って試してみたところ、思いのほかおいしくできたのです。案外、小麦粉よりもおいしいかもしれないと思うほどでした。(レシピーを作ったパティシエが良いからかもしれませんが・・・)
この粉、見た目は小麦粉より少し細かい感じで、キュッキュッと摩擦を感じるところは、片栗粉のようでもあります。菓子作り専用のため、パンの強力粉の代わりにはならないと、袋に書いてあります。

米粉のロールケーキ

さて、このレシピーは、かの有名なパティシエ・辻口博啓氏(東京自由が丘「モンサンクレール」、「自由が丘ロール屋」などのオーナーシェフで、洋菓子の世界大会で4度も優勝しているパティシエ)によるレシピーで、この通り(米粉の袋に書いてあるとおり)に作りさえすれば、誰でもとてもおいしいロールケーキができます。(クリームについては、好みで、臨機応変にできます。今回は手作りのいちごジャムを利用しました。)

 生クリームたっぷり、いちごジャムのすっぱさがさわやかな・・・・
 ロールケーキ(一辺31cmの特大天板用。 普通サイズの場合はこの半分で良い)
材料
スポンジ生地
・ 卵(M玉)   6個
・ グラニュー糖 100g
・ リ・ファリーヌ(米粉) 100g
・ 牛乳 20cc(小さじ4杯)
・ はちみつ 10cc(小さじ2杯)

クリーム
・ 生クリーム  200cc
・ グラニュー糖 20g
(・ いちごジャム 約100g・・
今回は完全無糖ではちみつも入れていないものを使いました。)
(・ 洋酒(好みにより) 小さじ2)
(・ 粉糖      適量)
・天板にオーブン用クッキングシートを敷く。少しバターを塗っておくと、最後にはがしやすい。
@
・牛乳とはちみつを小さな器(ボウルなど)にいれ、湯せんで温めて溶かしておく。
・オーブンを160度に温めておく
A
・卵をボウルに入れてほぐし、グラニュー糖を少しずつ混ぜる。
・ボウルを湯せんしながら、ハンドミキサーで泡だてる。
・生地量が二倍以上、もったりして、生地を落とした時に、跡が残るぐらいまでしっかりとあわ立てる。
B Aに米粉を降り入れ、さっくりと混ぜる。
C @をBに加え、さっくりと混ぜる。(@が沈みやすいので、下から上に持ち上げるように混ぜる)
D これを天板に広げる。
E 160℃で約15分焼く。
F 焼きあがったら天板ごと出し、冷ます。 
G 冷めたら表面にジャムを塗る。(ジャムをお湯で少し溶いた方が塗りやすい)
H 生クリームにグラニュー糖を混ぜ(ジャムが甘い場合は砂糖を控える)、角が立つまで泡立てる。
I ジャムを入れ、混ぜる。
J Gの上に広げる。(Gに包丁の背中で、わずかな切り込みのような線をつけると曲げやすい。今回は、クリームたっぷりなので、切り込みは入れない。)
J 紙をはがしながら、ロールする。
K 長さ30cmの大きな、おいしいロールケーキのできあがり。

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