尾瀬シーズンで一番気に入っている初夏。 4時に自宅を出発し、一人で尾瀬に向かった。 並木駐車場で乗り合いバスに乗り換え、鳩待峠到着は9時。 オオカメノキはもう盛りを過ぎて、白い花びらがあちこちの登山道に落ちていた。 散った花びらも風流だな〜と思いながらのんびり歩いていると、まだ花を咲かせている木があった。 |
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楽しみにしていたサンカヨウは、大きな葉の上に花びらを散らしているのが多かったが、咲き立ての花を一つ見つけた。 夜明け前まで降っていた雨のせいで、花びらが半分透けていた。 |
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オオバキスミレは、いつもの場所に咲いていた。 雨上がりの朝は少し眠たそうだ。 |
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シラネアオイは木道のすぐそばで、周りをロープに囲まれて咲いていた。 なんだか捕らわれの身みたい。 |
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ゆっくりお花を撮影しながら歩くので、見本園に着いたのは10時を過ぎていた。 前回来た時咲き始めていた水芭蕉は、もうほとんど終わり。 今はリュウキンカが木道を飾っていた。 |
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山の鼻を過ぎると、ズミが花盛りだった。 花のまわりを、たくさんの蜂がぶんぶんぶんと飛んでいた。 |