尾瀬シーズンで一番気に入っている初夏。
4時に自宅を出発し、一人で尾瀬に向かった。
並木駐車場で乗り合いバスに乗り換え、鳩待峠到着は9時。

オオカメノキはもう盛りを過ぎて、白い花びらがあちこちの登山道に落ちていた。
散った花びらも風流だな〜と思いながらのんびり歩いていると、まだ花を咲かせている木があった。
楽しみにしていたサンカヨウは、大きな葉の上に花びらを散らしているのが多かったが、咲き立ての花を一つ見つけた。
夜明け前まで降っていた雨のせいで、花びらが半分透けていた。
オオバキスミレは、いつもの場所に咲いていた。
雨上がりの朝は少し眠たそうだ。
シラネアオイは木道のすぐそばで、周りをロープに囲まれて咲いていた。
なんだか捕らわれの身みたい。
ゆっくりお花を撮影しながら歩くので、見本園に着いたのは10時を過ぎていた。
前回来た時咲き始めていた水芭蕉は、もうほとんど終わり。
今はリュウキンカが木道を飾っていた。
山の鼻を過ぎると、ズミが花盛りだった。
花のまわりを、たくさんの蜂がぶんぶんぶんと飛んでいた。
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〜2006年6月29日-30日:鳩待峠から尾瀬ヶ原へ〜1