名残惜しげに後ろを振り返り、燧ケ岳に別れを告げた。 木道をサワギキョウが飾っている。この花も見頃は過ぎていた。次に木道を飾るのはエゾリンドウだ。そのエゾリンドウを上田代の池塘のそばで見かけた。まだ蕾だったが、確実に季節は進んでいた。 |
|
お昼前から青空が広がってきたせいで、山の鼻に着いた時は一汗かいていた。 すかさず至仏山荘食堂へ行き、花豆ジェラートを注文する。美味しい〜。 ついでに昼食も済ませ、山の鼻を後にした。 テンマ沢田代はゴマナの白い花で飾られていた。よく見るとヤマトリカブトやサワギキョウも混じっているのだが、遠目にはほとんど目立たなかった。 |
|
木道にはもう落ち葉が落ちていて、ますます秋を実感する。 | |
木の階段から石の階段に変わると、もう少しで鳩待峠に到着だ。 初秋の静かな尾瀬を味わえて、友人たちも満足してくれた。 また来月逢いにきますね…と、心の中でつぶやいて尾瀬を後にした。 |