大江湿原には、ワタスゲの群落の中で全然目立たない数のニッコウキスゲが、ちらほらと咲いていた。 朝日を浴びて、今にも咲きそうなニッコウキスゲ。 その向こうにはまだ固いつぼみのキスゲが控えていて、じっと自分たちの出番を待っているような気がした。 |
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フワフワのワタスゲたちが、気持ち良さそうに初夏の風に揺れていた。 ワタスゲの季節だね…。 何も考えず、木道に座って、目の前で揺れるワタスゲを眺めているのがとても心地よかった。 |
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小さなタテヤマリンドウたちも太陽の光を感じて、笑顔をふりまいていた。 可愛らしいというイメージがあるが、アップで見るとなかなか美人さんである。 |
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ヒオウギアヤメも結構咲き始めていたが、今年はワタスゲの多さに影が薄くなってしまっている。 まとまって咲いていないと、色が濃くても、ワタスゲの白い波に飲み込まれてしまう…という状態だ。 アヤメが群落を作って目立っていたのは、沼尻近くと御池田代くらいだった。 、 |