〜2003年4月26日-27日:大清水から尾瀬沼へ〜1
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4月26日未明、横浜を出発した時から雨が降っていた。
関越道は、渋川・伊香保〜沼田が霧のために通行止め。料金所のおじさんに「17号をまっすぐ行けば沼田だよ」と教えてもらった。
朝5時に大清水駐車場に無事到着。この写真は、駐車場脇を流れている川。
水の量は、去年より雪解けが遅いせいか、やや少なめという印象だった。
大清水湿原の水芭蕉。
湿原のところどころにまだ雪が残っていて、花の数も少なく、これから…という感じだった。
「そこに白いザゼンソウがあるよ」と、大清水小屋裏で仕事をしていた人が教えてくれた。
教えてもらわなかったら、気がつかなかったと思う。
それにしても、ザゼンソウってどうして木道の方を向いていないのだろう?
冬路へは行かず夏路を選ぶ。
一ノ瀬を過ぎた所でスノーシューを履いたが、この場所で既にヘロヘロ状態。
ここからずっと登りが続くというのに…。
「尾瀬が待ってる!」と自分に言い聞かせ、ようやく三平峠に到着した。
そして、三平峠を下り始めると、木々の間に大江湿原と三本カラマツが見えてきた。
感動の一瞬…。
涙が出るのかと思っていたが、代わりに疲れが吹き飛んで元気が出てきた。
なんか想像していたのとちょっと違う…と思いながら撮影していたら、JUNさんがやってきた。

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