朝7時20分、上野発新特急水上1号で、今年最後の尾瀬に向けて出発した。一緒に行こうと言っていた友人が風邪を引いてしまったので、今回は一人旅だ。

沼田駅に到着すると、1時間ほど前携帯に電話をくれた知人たちが、ついでだからと迎えに来てくれていた。尾瀬歴30数年の二人は今日から竜宮小屋に二泊すると言う。早速車に乗せてもらい、尾瀬の話で盛り上がりながら鳩待峠に向かった。思いがけず話し相手が出来て、私の気持ちは急に明るくなった。

鳩待峠はさすがに少し肌寒かった。休憩所でカレーライスを注文し、ついでに花豆ジェラートが見当たらないので聞いてみると、返品がきかない商品なのでもう注文していないとのこと。そっか…明日汗をかいてここにやってきても食べられないんだ…と、ちょっとガッカリした。

12時過ぎ、いよいよ今年最後の尾瀬ヶ原に向けて出発した。
山ノ鼻が近づくにつれ、どんどん雲が消えて晴れ間が増えてくる。山ノ鼻ビジターセンターの掲示板を見ると、明日の天気は晴れ。晴れ女復活だ!あわよくば大霜を…と願った。
平日の尾瀬ヶ原はガラガラに空いている。ハイカーより関係者の方が多いんじゃないかと思ってしまうほどだ。

竜宮小屋に到着すると、平日ということもあって宿泊者は20名程度だった。
私は202号室に一人。早速荷物を部屋に置き、夕暮れまで知人たちと談笑タイムを楽しんだ。
日が傾きかけた頃、ザックを背負って竜宮の池塘に行ってみた。
雲がないのでたいして焼けることもなく、夕陽が沈むとあっという間に夕闇が迫ってきた。

夕食後、空に星が輝いているのを確認し、明朝に備えて早々に休んだ。
後で聞いた話だが、12時の気温は氷点下4度だったそうだ。


〜2003年10月30日-31日:鳩待峠から尾瀬ヶ原へ〜1       
INDEXに戻る

次のページへ