陶芸の一部

陶芸もやった事がありますが、失敗作ばかり一杯あります。どうもセンスがないようです。土の菊練りからしてうまくできません。陶芸は成形も難しいし、その上、焼くと垂れたり、形が変わったり、思った物と全然違うものになったりします。釉もどんな風に仕上がるかわからないので、かなりの経験が必要です。できあがりがわからないからこそ、おもしろい部分もありますが、割れてしまった時には、かなりショックです。
できあがりはともかく、泥と遊ぶのは楽しいものですし、時間の流れに身を任せるような、落ち着いたひとときを過ごせる事が、私にとっての陶芸の価値だと(だったと)思います。
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昔の力作 (05/5/24up)
ちゃんとスティッチがつけてあるのヨーン!
一番気に入っている作品です。自分としては最高傑作!誰が何と言おうと自画自賛!ドシロウトにこわいものなんかありません。(恐るべし!)
さて、このデザイン、偶然できたように見えますが、実は意図的です。(ホントは偶然の部分も多いけど・・)私のしたかった陶芸は、陶器のように見えない陶器です。たとえば、布のような陶器・皮のような陶器・木のような陶器・金属のような陶器・・・意外さがほしいのです。柔らかそうに見えて、固い。この作品のこの質感が好きなのです。
唯一失敗だったのは、貯金箱にしたことです。最初にイメージした物が、皮の金貨入れ?(西部劇に出てくるようなやつ)だったし、ちょっとひび割れてしまったので、穴を開けて貯金箱にしてしまいました。でも、これの所為で、おもちゃのようになってしまいました。花瓶としても使えないし。ま、それでもやっぱりお気に入りです。 高さ:18cm。

大皿?のつもりですが、花器としても使えます。径40cmあります。
パエリャやちらしずし、サラダなどを盛って、皆で取って分けるのも良いです。
このお皿の形の作り方は簡単です。洗濯ネットのような網目のついたものの上で平らにのして、円く切って端を網ごと上げるだけです。右の画像で網目がわかります。ただ、この網目をうまく残せなかったりします。
これも大きな器です。長辺が30cmぐらいでしょうか?キャセロールとして作りました。
ちょっといびつになりました。土鍋としても使える土を選んだつもりですが、こわくて火の上には置けません。

ピッチャーです。本当は花瓶を作ろうと思ったのですが、変形してしまったので、ピッチャーにしてしまいました。それにしては、いいできでしょう?
中に鉄釉をたっぷりかけ、外は鉄を霧吹きし、口と淵をチタンに漬けました。わかいにくいですが、削り模様もつけてあります。

静はた焼き(漢字違うような気がします。)自分としては会心の作だと思っています。プロが見れば、とんでもないかもしれませんが、売る訳でもなし、自己満足で十分です。
形もちゃんとお抹茶茶碗らしいし、釉薬の色の出方も気に入っています。
これはろくろです。ろくろは何回(何十回)やってもうまくなりませんでした。これはとてもうまくできた方です。
角度をちょっとづつ変えて撮りました。一番右も同じ物なのですが、全然違うようですね。
釉薬を霧吹きのようなもの(名前を忘れてしまいましたが、口で吹く道具)で吹き付けてあります。

これも簡単に作れます。
クッキー生地のようにのして、三角に切って、隅を上げてつけるだけ。釉薬は織部でしょうね。
ハンコで模様もつけています。
薬味いれのつもりです。→
ねぎともみじおろしとか、わさびと醤油で使っても良いと思います。
二個セットで作りましたが、同じ物を作るのはとても大変です。全然違うものができてしまいました。

このお皿も簡単でした。
すみをへこませて、お米型にしています。
中を網目で模様付けしています。もうちょっとポイントのラインが偏った方が良かったのにと思います。
↑これは、もともとおじいちゃんの為にお湯のみとして製作したものです。ぼこぼこさせて持ちやすくしました。
ただ、出来上がりが大きく重たかったので、結局あげてはいません。下が織部で中があめでふき取り、上にチタンをかけています。

これは、もっともらしい作品ですが、実は絵の部分はシールです。こんなシールがあるんですねえ。便利便利。
知っている方々からは、うまく貼ってあるねと冷やかされてしまいます。
ろくろの練習みたいなものです。 これも練習かな?
高台など、見せられません。
お皿。きれいでしょう?
箸置きの色サンプル!
釉薬がどんな色になるのかわからないので、
釉薬を変えて、箸置きを作りました。粘土は同じはずです。(でないと、サンプルになりません。)
今では薬の種類も忘れてしまいました。裏に文字が書いてあります。わかる方当ててくださいな。
奥左から  
 と・じゅ・ち・せ
中列  お・か・て
手前左から ?・り・め


まだまだある。
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