ダブルダブル黒点・・いえトリプルダブル黒点?
友人達と旅行中、日食グラスを持っていたメンバーが居たので、太陽を見てみました。
肉眼黒点が出ているとは聞いていたものの、ダブルであるとは思っておりませんでしたから、一同歓喜して、代わる代わる日食グラスで眺め始めました。
日食グラスを持って来た友人は口径21mmの小型双眼鏡も持参されていたので、日食グラスを双眼鏡にあてて太陽を見る事になりました。最初、皆もちょっと不安でしたが、手できっちり押さえていれば、大丈夫という事になり、周りの人達も協力して、これまた代わる代わる見てみました。
で、双眼鏡で見ると、ダブル黒点のそれぞれがこれまたダブルになっているらしい。
ダブルダブルスターならぬ「ダブルダブル黒点」だあ!
肉眼黒点が二つあるだけでも珍しいのに、それが二重になっているなんて、超レアモノ!
翌日、ツアーに参加した友人から早速、黒点の画像が届きました。
おお、「トリプルダブル黒点」だー。 右側のダブルが丁度ダブルダブルのような並びですね。
10月27日
以下友人のコメントとデータです。
撮影データ :
コメント : 雲間に見えかくれしていたのをなんとか撮ることができました。 撮影 : にっぽにあににっぽんさん |
10月28日
リング黒点も現れた!
上記の翌日時間が取れたので、私も黒点を望遠鏡で眺めてみました。
あーら、今度はM57みたいなリング黒点も見えて、肉眼黒点は三つになりました。
あいにく、雲が多く、まともに太陽が拝めない状態でした。デジカメで写真も撮ってはみましたが、おっそろしくぼけてしまいました。
撮影データ:
コメント : ぼけてしまいました。ピントが出せる程晴れなかったのです。空全体に薄雲が覆い、雲間が殆どありませんでした。 それでも眼視では、リング部分がチェーンのように繋がっているのまで見え、ぞくぞくしました。 撮影 : ちゃっきり |
おまけ
回転させると泣き顔みたいでしょう! ほーら。涙が出そうな顔! |
つづき(翌日)10月29日
10月30日
画像があるにはあるのですが、雲が多くてイマイチなのです。雲間に撮影しましたが、
NDフィルター400+8を2枚では他のフィルターよりも明るく、ISO100感度にしたのですが、
これ以上露出も短くできませんし、しぼりも限界です。結果として露出オーバー気味でした。
Baaderのが けられていて イマイチ |
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ND フィルター ND400+ND8+ND8 2003/10/30 11:58:06 露出時間 = 1 / 800(秒) F = F11 ISO = 100 |
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共通データ 望遠鏡 = Pentax 75SDHF (7.5cm屈折望遠鏡) 焦点距離500mm. 接眼レンズ = Vixen LV12mm カメラ = OLYMPUS CAMERA 2020Zoom 架台 = タカハシEM200 (ベランダなので極望入れず) 撮影 = ちゃっきり |
10月31日
JMBの画像 | NDの画像 | |
日時 = 2003/10/31 13:44 フィルター = Baader Solar Film |
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共通データ 望遠鏡 = Pentax 75SDHF (7.5cm屈折望遠鏡) 焦点距離500mm. 接眼レンズ = Vixen LV25mm カメラ = OLYMPUS CAMERA 2020Zoom 露出時間 = 1 / 800(秒) F = F4.5 ISO = 400 架台 = タカハシEM200 (ベランダなので極望入れず) 撮影 = ちゃっきり |
11月1日
日時 = 2003/11/1 15:09:53 フィルター = Baader Solar Film |
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共通データ 望遠鏡 = Pentax 75SDHF (7.5cm屈折望遠鏡) 焦点距離500mm. 接眼レンズ = Vixen LV25mm カメラ = OLYMPUS CAMERA 2020Zoom 露出時間 = 1 / 800(秒) F = F4.5 ISO = 100 架台 = 簡易経緯台 撮影 = ちゃっきり |
11月2日