○日本代表
井上康生選手
（綜合警備保障・東海大学大学院）
（最近の戦績）
2001年全日本実業団体対抗大会 優勝（団体）
2001年全日本選手権 優勝
2001年全日本選抜 優勝
2001年ミレニアムカップ ３位（団体）
2001年ハンガリー国際 優勝
2000年シドニー五輪 優勝
1999年世界選手権 優勝
ファンサイト
・青畳∞（無限大）
・Club KOUSEI
・ライバルと思われる選手たち
１．ZEEVI Ariel（ISR・イスラエル）
欧州選手権 優勝
チェコ 優勝
イタリア 優勝
2000年五輪 ５位
1999年世界選手権 ５位
２．LEMAIRE Ghislain（FRA・フランス）
欧州選手権 ２位
フランス ５位
イタリア ２位
３．VAN DER GEEST Elco（NED・オランダ・出場確定）
欧州選手権 ３位
チェコ ３位
ポーランド 優勝
イタリア ５位
オランダ 優勝
４．DVIKURAULI Iveri（GEO・グルジア）
欧州選手権 ３位
フランス ２位
2000年五輪 ７位
1999年世界選手権 代表
５．BIRKFELLNER Franz（AUT・オーストリア）
欧州選手権 ５位（無差別）
ブルガリア 優勝
フランス １回戦勝ち？
オーストリア 優勝
ハンガリー ５位
2000年 五輪代表
６．JURACK Michael（GER・ドイツ）
フランス ３位
ドイツ 優勝
チェコ ３位
７．KOVACS Antal（HUN・ハンガリー）
2000年五輪 代表
1999年世界選手権 代表
フランス 優勝
ハンガリー ３位
８．STEPKINE Iouri（RUS・ロシア・出場確定）
2000年五輪 ３位
ドイツ ２位
９．ジャン・スン・ホ（韓国・出場確定）
2001年東アジア 優勝
2000年五輪 代表
1999年世界選手権 ２位
１０．ニコラス・ギル（カナダ・出場確定）
2000年シドニー ２位
1999年世界選手権 ３位
（コメント）
大国のドイツ・フランスともに、100kg級は世代交代が進んでいるようです。1999年世界選手権と2000年五輪と出場したフランスのトレノー選手はコーチに、同じくドイツ・グルシュナー選手も、本国・ドイツ国際でジュラック選手が優勝、さらにフランスでも３位に入っていることから、今年の出番は無いかもしれません。
コバチ選手は欧州選手権でフランスのレマイレ選手に敗れておりますが、フランス優勝はやはり見落とせませんし、一回限りの勝負とは言え、調子の悪かった井上選手にミレニアムカップで一本勝ちしています。
イスラエルのゼービ選手がここへきて絶好調で、最有力の敵になると思われます。康生選手はシドニー五輪で対戦し、一本勝ちしています。カナダのニコラス・ギル選手も忘れてはなりません。シドニー五輪の後のインタビューで、康生選手の内股を封じる策がふたつあり、そのうちひとつが失敗したのですが、もうひとつを尋ねられると、「次に使うから」とコメントしており、再戦にかける意欲は充分です。
しかし、よく考えますと、この２選手に一本勝ちして優勝した康生選手の強さは、尋常ではありませんね。
要注意ではオーストリアのビルクフェルナー選手です。100kg級にも関わらず、欧州選手権無差別に出場し、５位になっています。オランダのヴァンデギースト選手も好調ですが、フランス・ドイツに出場していないので、その点、差し引きます。同名の選手が100kg超級にいますが、兄弟でしょうか？
さて、結論から言うと2000年五輪２位のニコラス・ギル選手（カナダ）と、イスラエルのゼービ選手、ハンガリーのコバチ選手、そしてフランス国際で井上智和選手と対戦し、変則的な組み手で苦しめ、その攻防で脱臼に追い込んだ、グルジアのジクラウリ選手を優勝戦線に関わる選手として、あげておきます。
同じアジアでは、1999年世界選手権２位、そして東アジア大会で優勝した韓国ジャン・スン・ホ選手も今回の争いで上位に来るでしょうが、シドニー五輪ではアルジェリアの選手に１回戦敗退しており、やや不安があります。
確定しているその他の出場選手
アメリカ Ato Hand(2000年五輪９位)
中国 AO, Tegen（2001年東アジア大会２位：智和選手に勝利）
ブラジル Mario SABINO Junior（2000年五輪７位）
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