全日本選手権大会
第十試合


赤:深井 茂和選手

(愛知県警←大東文化大学:5回目:東海地区代表:177cm・105kg)

白:二宮 大輔選手

(愛媛県警←松山大学:初出場:四国地区代表:176cm・120kg)
深井選手は5回目と、上から数えた方が早い出場回数です。一方、今回12人いる初出場選手である二宮選手、ベテランと若手の対決が全日本の注目と、パンフレットにありました。

深井選手は左、二宮選手は右です。互いに釣り手を伸ばしますが弾きあい、足を出しながら組みに行くのですが、0:29に教育的指導、さらに次の局面でも膠着し、一分ぐらいでしょうか、指導です。

両選手は釣り手を持ち合い、巧く深井選手が引き手で袖を持ち、密着した形で深井選手は背中を持ち、そこから小内刈りで体を浴びせ、1:35、有効です。

三浦選手と森選手の試合のような形で、深井選手はやや下がり気味で背中を持ち、二宮選手が内股などを出そうとしても、巧みに前に出て捌きます。小外で揺らぎますが組み手が外れ、組んでは仕切りなおしとなり、2:31、両選手に注意が与えられます。

外国選手に似た間合いというのでしょうか、二宮選手は普通に組むのですが、背中を持たれたりと、間合いを外されたりと、なかなか深く技を出せません。両選手組合い、深井選手が小外で軽く牽制してから、奥の足を刈る、本当に一瞬という、教科書のようなタイミングの鮮やかな谷落で、3:47、一本勝ちです。

パンフレットには強化コーチ・委員の方たちの試合展望がありましたが、そのなかで深井選手は組み手が変則的と語られています。その深井選手の巧妙な間合いにはまり、二宮選手が持ち味を出し切れなかった試合だったと思います。

10 二宮 大輔 × 谷落(3:47) 深井 茂和

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