全日本選手権大会
第六試合


赤:笹倉 孝幸選手

(天理大学←神港学園高校:初出場:近畿地区代表:175cm・96kg)

白:かん沢 優太選手

(日本大学←富山第一高校:初出場:東京地区代表:180cm・120kg)

2回戦開始です。

非常に珍しい組み合わせ、昨年の正力杯の-100kg級と+100kg級の2位の選手の対戦で、尚且つ初出場の学生同士です。笹倉選手は近畿予選決勝で僅差判定で、村元辰寛選手に勝ちをおさめています。
笹倉選手は右、かん沢選手は左です。笹倉選手は組んだ後に背負投げを繰り出しますが、「待て」です。

かん沢選手は背中を持つ、変形の組み手です。両選手共に激しく引き手を奪い合いますが、0:47、両者に教育的指導です。

笹倉選手の背負投
かん沢選手は釣り手を背中や襟にと取りにいき、一方、笹倉選手は大内刈りなど見せますが、両者またしても組み合えず、1:25、指導です。

やや試合の展開が固まってきておりますが、笹倉選手は背負いを、かん沢選手も棟田選手がやるような背負いからの足取りを見せます。さらに前に出るかん沢選手は重量選手では非常に珍しい巴投げで、笹倉選手を浮かしますが、これは体を捻って笹倉選手が落ち、ポイントになりません。
組み合う両選手 一方、笹倉選手も組み合えない形から谷落しを繰り出すなど、両選手の技の応酬が続きます。かん沢選手が笹倉選手の頭を下げさせ、いい形で引き手を持つ場面も出てきました。

しかし、二度目の背負いからの足取りは笹倉選手に読まれ、後ろを取られての寝技の攻防になります。これは「待て」で、仕切りなおします。
前に出て、先ほど同様に背中を持ったかん沢選手は、強引に引き手を持つとすかさず体落しで捻り倒します。 かん沢選手の体落し1
かん沢選手の体落し2 前から落ち、主審は有効を宣告しますが、これは副審ふたりが取り消し、ポイントにはなりませんが、判定の際の考慮になりました。
試合中、篠原選手の声が聞こえ、思わず捜してしまいました。4月から天理の監督なので、笹倉選手の応援と思います。その声が聞こえたのか、笹倉選手は積極的に攻めますが、かん沢選手も残り時間を前に出て、そこで時間切れとなります。

旗判定は0−3で、白のかん沢選手が三回戦へ進出です。


06 笹倉 孝幸 × 判定(0−3) かん沢 優太

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