全日本選手権大会
第一試合


赤:正田 勇人選手

(広島県警←中央大学:2回目:中国地区代表:183cm・100kg)

白:下出 善紀選手

(旭化成←東海大学:10回目:九州地区代表:188cm・136kg)
一年ぶりの全日本選手権です。

第一試合は中央大学出身、同い年(ということは江上選手もですね)の正田選手と、ベテランの下出選手との試合です。体重差は36kgですが、あまり感じません。この辺り、60kgの選手と96kgの選手の差とは、微妙に違うところです。

序盤は下出選手が正田選手の右袖を持ち、反対の側では正田選手が下出選手の釣り手になる右袖を持ち、互いに相手に組ませない形から始まります。先に正田選手は背負いを出しますが、潰れます。

互いに持てない状態が続きますが、主審は正田選手のみ取り組まないと、0:36に指導を与えます。この後、同じように互いに袖を持ち合いますが、下出選手が積極的に奥襟を持ちに行きます。片襟になりながらも前に前にと押し出し、正田選手が下がりながら足を飛ばしたところを、軸足を払い、体勢が崩れますが、「待て」です。

下出選手が釣り手を狙い、片手から正田選手が背負投げを出す形でしょうか。下出選手は待ての後、片襟で組んだ瞬間、立ち姿勢から腕を極めながら倒し、寝技に行きますが、決まりません。

正田選手が下出選手に持たれた釣り手を振り払い、自身で果敢に奥襟を持ちに行きますが、ここで下出選手はすかさず、待っていましたとばかりに左では正田選手の釣り手を、右では自身の釣り手を外し、腕固めです。

ここから先ほど同様に腕を極めながら倒し、横四方固めで押え込み、一本勝ちです。

立ち姿勢からの関節も得意とする下出選手の間合いといいますか、釣り手を持つと飛んでくる腕関節技は、見ていてかなり痛そうです。この後で対戦する猿渡選手への技も、審判が場外際「待て」をしなかったら、折れていたのではと思える威力でした。

01 正田 勇人 × 横四方固(2:55) 下出 善紀

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