2月17日。夜明け前の湯檜曽川沿いを、スノーシューで歩くこと約1時間。前方に見える山がばら色に染まり始めました。





歩みののろい私。案内して下さったyamayaさんにザックを持ってもらい、谷川岳が正面に見える場所まで急いで移動。ばら色には間に合いませんでしたが、朝日に照らされた雪の斜面を撮影できました。



全体を引いて撮影。目の前の神々しい大きな谷川岳に感激しました。この後、夏は藪で歩けないというルートを、一の倉沢に向かって歩きました。欲をいえば、ここでばら色に染まる夜明けを迎えたかったです。


降りたての新雪の森にはシカやノウサギ、テンなど動物の足跡がたくさんありました。三脚が雪の中に埋もれるので、撮影はちょっと不安定でした。





沢から見上げる谷川岳。下におりて、岩にもっと近付いて撮影出来れば、もう少し迫力が出たかな?と思います。



正面は衝立岩。夜明けに見た時は雪化粧していましたが、だいぶ解けました。この日は快晴でしたが、雪雲に覆われたような日に見ると、恐ろしい魔の山に見えるんでしょうね。

ノウサギの足跡が続く雪の斜面に木漏れ日が射していました。動物の姿は見えなくても、雪の森に息づく命の温かさが感じられました。


マチガ沢出合いで見つけたノウサギの足跡。雪原に風紋ができていました。被写体が多いので、また歩いてみたいです。体力つけないと!

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冬の谷川岳山麓
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前日まで雪。この日も午後から下り坂。そんな雪の晴れ間の午前中、湯檜曽川に沿って谷川岳山麓を散歩しました。こんなに近くで見る谷川岳は初めてでした。